Supplement

暮らしにお花を

門構え

数年前に情熱的な番組(ガイヤ? プロフェッショナル?)で左官職人を

観た。流れる様にコテを動かすその場面に

 

「自分にも出来そう」

 

すぐに密林で漆喰を購入

仕切りの無いリビングに漆喰壁パーテーションを作ろうと画策。

妻が写真を残してくれていた! 花城″夫”2016年Ver

粉状の漆喰をこのくらいの水の量かな?と手探りで練っていく

練った漆喰を盛板に乗せ、コテで抄くう

脳内ではコテが壁をスーッと流れるイメージが出来ている。

 

べちゃっ

床に落ちる漆喰

ガサっと壁を擦るコテ

初めての漆喰塗り

初めての漆喰塗り!

あまりの脳内成功イメージと程遠い現実に、思い描いていた仕上がりとの差に

悔しさがこみ上げる

納得のいく表面になるまで何度も塗り直す。

 

あれから6年、お店の門構えを内装に合わせ少し重めの雰囲気にしようと色々と考え、

残しておいた漆喰がまだ使えるので再度、漆喰塗りに挑戦することに。

枠組み

2×4で枠組みを作りアンカーで壁に固定(大家さんの許可はOK)

それを骨組みとして、漆喰に黒の色粉を混ぜたものを塗っていく。

以前の経験から漆喰の粘度を調整して、コテに意識を集中して塗り進めていく

仕上げにハケで薄めた漆喰を塗ってイメージする表面の滑らかさに近づける。

石やコンクリっぽい表情だが、木材なので軽量。外壁に固定してあるので

強度も問題ない。撤去も原状回復も容易な門構えが出来た。

無事に漆喰を塗り終える

あとから看板と照明を取り付けられるように下穴を開けて完成。

真鍮板の看板とお気に入りの照明についてはまたこのブログで…

書いた人:Toru

白い花

白いシャクヤク 思わず息を呑む美しさ

白いシャクヤク 思わず息を呑む美しさ

花市場にはたくさんの色とりどりの花

足を止めて魅入ってしまうのは

 

白い花

 

その色に魅かれながら、白以外のお花を多く選んできました。

Bloomには毎回コレと決まったお花はありません。

花屋といえば定番の赤薔薇・かすみ草もありません。

巡ってきた旬の花をお客さんに見てほしくて仕入れることが多いです。

定番の花が無い代わりにせめて色はバランス良く並べておきたい。

そう思って優しい色で調和のとれる色を揃えようと努力しています。

Bloomにある花たちなら、どれと合わせても合う様に。

そこに草花のグリーン、旬花が入り、贈る人・贈られる人の心に響くお花をご提供したい。

 

ここで仕入れのお話をひとつ

 

通年あるお花もあれば、その時期にしか流通しない花もあって

果物、野菜と同じ様に「はしり」のお花は少し高い。

いいお花を適正価格で仕入れ、適正価格で販売したい。

その花の適正価格とは、流通量が増えてきた頃。

出荷量が多くなるということは、その花にとって一番適した条件が揃っている時期。

その時期の花には力があり、色、形、勢い、どれもすばらしい。

「はしり」から1週、2週とすこし待ってから仕入れる。

お久しぶり〜って感じで久しぶりに再会した友人の様な、そんな嬉しさに

我慢できずに高値で仕入れてしまうこともありますが。。

 

さらにこれから、自分たちの気持ちに、感覚にもっともっと正直になろうと、

白と緑を基調とした花を増やそうと思っています。

 

お店に来て、白と緑ばっかり!という日があるかもしれませんが、驚かないでくださいね。

書いた人:Toru

ブログタイトルをサプリメントとしたわけ

季節の花 あじさい
ブログを Supplement(サプリメント)としたわけについて
(以前のブログに、次の機会にサプリメントとした訳をお伝えすると書いたので)

bloom-flower.hatenablog.jp

 
SNSは画像をメインで見てほしくInstagramのみ。
 投稿ではシンプルにお花の良さを伝えたい。
 ストーリーズは24時間で消えるので、投稿よりももっと気軽に
 日々の様子やちょっとしたことを伝えるツールとして使用しています。
 
ブログはInstagramでは伝えられないこと、細部を、もっと詳細を伝えたい。
花屋を営んでいる者にとっては当たり前のことでも、いま一度買う側の目線で考えて
もしかしたら役に立つ情報もあったり、何かのきっかけになったりするのかもしれない。。
 
Instagramを補う」だけじゃなく、読んでくださった方の何かを補足できたらいいなと夫婦で意見が一致。
それでタイトルを「サプリメント」(補足するもの)としましたよ!
書いた人:tae
 

想像する

植物にとっての土

って人間でいうところの何だろうと
想像してみる。

常に根っこに触れている土…

布団?
寒い日には暖かい布団は安眠を、
それでは夏の暑い時期は薄い布団、
土は季節で変えられない。
ちょっと違うか…

衣服?
常に肌に触れている点でも感覚として近いかも。

植木鉢も外気温の調節は寒い季節は屋内に入れたり、
暑い夏場は西日を避けて涼しい環境に置く。

植物にとっての土が、人間でいうところの衣服に近いなら
肌触りの良い生地のように
根っこにとってそんな土にしたい。

排水性、保水性が高く通気性の良い土をイメージして
小粒の赤玉土に培養土を混ぜる。割合は7:3〜8:2(赤玉土:培養土)
赤玉土の粒を潰さないように指先で
軽い力で均一になるよう細かく混ぜる。

赤玉土と培養土を混ぜる

 

この土で正解!なんて植物は言ってくれないけど
新しい葉を増やしてくれる事で「合格!」と言ってもらえているようで。

書いた人:Toru

母の日

母の日に贈る花束

この場所で花屋を開業して、はじめての「母の日」でした。
素敵な花屋さんがたくさんあるなか、私たちBloomを大切なお母様へのギフトとして選んでくれた事、ただただ素直に嬉しく思います。


土曜、日曜日の為に準備した花たちもほぼ完売と嬉しい反面、
後半の商品の少なさに、帰られてしまうお客様もいらっしゃいました。
来年はお店に来ていただいた全てのお客様に満足していただけるよう、努めてまいります!

季節の花を大切にしている私たち。芍薬もその一つ。
まんまるの蕾から何層にも重なった花びらが開いていく様子も楽しめ、満開になると優雅で品のあるお花。
これまでの経験から土日に見ごろとなるようにと仕入れた芍薬の花が開かずに、開花調整の難しさをあらためて感じることに。。。そんな芍薬に夫は「そろそろ起きなさいよー」なんて優しく声かけしていたけれど、私は何とか咲いてもらおうと蕾の蜜を拭いたり萼(がく)を広げたりと少々手荒に。(そんな私に反抗したのかしら?)その芍薬も3日遅れて明後日には見ごろかな〜♪

芍薬(まだまだ、つぼみの状態)

90代のおばあちゃんから、5〜6歳の姉妹まで、お花を選ぶ様子を見ているだけて、私たちの目指す地域の生花店に近づいてきていると確かな手応えを感じたとても嬉しい母の日となりました。リピーター様、初めましての方、ご紹介でいらした方、ご利用いただいた皆様ありがとうございました!

書いた人:Tae

声かけ

春のお花たち

生の花はいつか枯れます。

 

蕾から開花

そして花弁が落ちて自重を支えられなくなり

落ちる、折れる

そこを花の終わりと考えています。

 

条件を整えれば、お花はより長く楽しむことができます。

水切り、湯上げ、焼く、水の量、室温など先人たちの知識と実際の経験。

 

それともう1つ、可笑しな話に聞こえるかもしれませんが

私たちは花に話しかける事をしています。

 

ようこそ 可愛いね 綺麗だね 明日もよろしく 

おはよう がんばったね ありがとう

 

会話ではなく、声かけくらいのものですが

いつから始めたのか自然と。

 

書いた人:toru

 

雑記

昨年の年明け頃、もう一度花の仕事に戻ろうと決意。告知のためホームページ作りからはじめようと無料でホームページが作れるものを検索し、良さげだったものが「STUDIO」さんだった。バナー広告も小さくて気づかない位なのも良い。ちなみに左下端にちろちろって出てくるやつです。STUDIOを検索すると「ノーコード」という言葉が冠のようについてくるが、素人の私にはノーコード??はて?(なんと今でもよくわかってない。。。)そんな私でも、STUDIOさんがご提供されているyoutube学習しながらホームページを作ることができました。この場をお借りして、ありがとうございますSTUDIO様!

STUIDOでサイト制作

STUDIOでサイト制作

それから昨年9月店舗を構え、これを機にサイトリニューアルを計画。3月21日の春分の日(宇宙元旦:最強開運日だったらしい)にアップ予定でしたがそこから数日、、、やっとリニューアルできました。が、STUDIO内でブログも書いていたけれども、無料版ではアナリティクス的な分析ができないため、別リンクで稼働させることにしました。どのブログがいいかなー、沖縄だったらTi-daブログさんかなーと思いつつも「ブログ 初めて おすすめ」で検索すると大体上位にいるのが「WordPress」か「はてなブログ」。簡単そうなはてなブログさんを使わせていただくことに。無料ブログなので広告は入ってしまいますが、とりあえずしばらくは使わせていただくことに。有料プランにすると広告なしの独自ドメイン取得できるそうですよ。

ブログのメインタイトルは「Supplement」と名付けました。夫と私で代わりばんこゆる〜く更新していく予定です。なぜ、Supplementと名付けたのかはまたの機会に。

書いた人:Tae